パソコン回想法が一段落してちょっと落ち着いた時、久々に小説を買いました。(今は別ので忙しいけど)
読んだのは、城山三郎著 「落日燃ゆ」です。

城山先生は文化のみち二葉館の二階に書斎を再現した部屋があり、二葉館の映像情報コンテンツ製作を担当した私としては多少のゆかりを感ずるので、本来ならもっと早く読むべきだったかも知れません。読もうかなと思ったのは一昨年くらいにNHK懐かしドラマか何かで「男子の本懐」の再放送を見た当たりから。それからまた一年以上経ってますが…まあいいでしょう。
面倒なのであらすじを引用:
東京裁判で絞首刑を宣告された7人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相広田弘毅。戦争防止に努めながら、その努力に水をさし続けた軍人たちと共に処刑されるという運命に直面させられた広田。そしてそれを従容として受け入れ一切の弁解をしなかった広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。
最近見た2つの映画、「それでもボクはやってない」「硫黄島からの手紙」に共通するモティーフが含まれています。
戦争を計画した共同謀議の罪で有罪判決を受け処刑されますが、外務大臣・首相だった広田弘毅は逆に戦争防止に奔走し軍部と対立したほう。真っ向から対立したら妨害されて何もならないので、妥協できるところは妥協して各方面と調整していたのですが、何せ相手の軍は一枚岩でなく…。
極東軍事裁判では、弁護側の反証は、最初から偏向している判事に次々に却下されていきます。まさに最初から結論ありき。これは「それでもボクはやってない」と一緒ですね。
しかし戦後60年以上も経ってるのに世の中は「A級戦犯=極悪人」でひとくくりするのが完全に定着して久しいですね。「A級戦犯」を誤用して使いまくってる週刊誌の見出しも悪いよな。
石屋の息子が小学生時代に書いた福岡の水鏡天満宮の扁額、福岡に行く機会があったら是非見てみたいと思います。
面白かったので、次は氏の別の作品を読んでみようと思います。「硫黄島に死す」というバロン西(「硫黄島からの手紙」では伊原剛志さんが演じてました)が主人公の小説があるようなので、これかな。
ん?↓
戦前のロス五輪・馬術で金、硫黄島で戦死 「バロン西」の生涯を映画に 来年にも公開
城山三郎さんの「昭和の戦争文学第一巻 硫黄島に死す」(角川書店)を原作にした「硫黄島に死す」(仮タイトル)。一九三二年(昭和七年)のロサンゼルス五輪馬術で金メダルに輝き「バロン西」と称賛されながらも、終戦間際の四五年に硫黄島の壮絶な戦いで亡くなった西中佐の生涯を、馬への愛情や社交的な人柄、米国人との交流、家族のきずななどを通じて描く。
↑お~っ!
監督: 竹山 洋
↑(´・ω・`) う~ん……。
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